プリセールス(ソフトウェア&ネットワーク)の仕事内容と年収
プリセールス(ソフトウェア&ネットワーク)とは、クライアントの依頼によってソフトウェアやネットワークの開発を行う前に、エンジニアの立場で打ち合わせに参加するスタッフです。開発会社がクライアントから、ソフトウェアやネットワークの開発を引き受ける場合には、十分な打ち合わせを行う必要があります。クライアントと接する重要な席で、営業スタッフと同席して技術的な提案や解説などを行う事が主な仕事です。
開発の仕事を始めるにあたって、始めのクライアントとの交渉は重要な局面であり、技術面からサポートできるプリセールスの存在感は大きいです。営業スタッフではカバーすることができない専門的な技術知識をサポートするため、クライアントとしてもより詳しい打ち合わせや交渉を、実際の開発を始める前に行えるということが安心です。
必要な知識・スキル
プリセールス(ソフトウェア&ネットワーク)に必要なスキルは、営業に関連する知識に加えて、ソフトウェアやネットワークの開発に関する技術的な知識もカバーすべき範囲にあたります。クライアントとの商談の席に立ち会うため、営業に関する知識は必要最小限必要です。また、商談の中での専門的な問いかけに対して、的確に技術スタッフの立場から答えることができる能力が求められます。
クライアントに対してソフトウェアやネットワークの開発に関して、提案のためのプレゼンテーション資料も作成する必要があり、営業と技術職を兼ね備えたスキルが活かせます。
仕事の適正
プリセールス(ソフトウェア&ネットワーク)にふさわしい適正としては、技術面だけでなく営業マンとしてのセールストークにも優れた人物がうってつけです。営業マンと同じく、人と接する機会が多いです。
クライアントとの接し方次第で、ソフトウェアやネットワークの開発業務の商談がまとめられるかに影響があります。人あたりがよく信頼を得られるコミュニケーションができる人物が、ビジネスの場に適しています。プリセールスにとって、技術者としてはもちろんのこと、営業マンとしての素質も兼ね備えていることが重要であり、そうした素質を持っている人材は貴重です。
年収の目安
プリセールス(ソフトウェア&ネットワーク)が得られる年収の目安としては、およそ400万円から600万円といった額が標準的であり、比較的高い傾向にあります。
またさらに、ITコンサルタントへのステップアップの道も存在します。
転職お役立ちガイド編集部
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