2016.05.11職種の紹介

営業企画の仕事内容と年収

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営業企画とは営業マンのサポート的役割であり、実際の営業活動からデーター収集し、より良き営業を行うための指針を示すのが主な仕事です。その他にも、営業活動が今の市場のニーズに合致しているのかどうか、合致していなければどう修正していけばよいのかなどといった市場全体を視野に入れた分析、立案もおこないます。つまり、ひとことで言えば、営業方面に特化した企画担当だと言うことができます。
同時に、営業スタッフが、より働きやすいように後方支援するという役割も担っているのです。しかし、これがうまく機能していない企業では、「ひたすらデーターを取っては現場感覚から外れた指示をするだけ」の存在として営業スタッフから煙たがられる傾向にあります。そうならないためには営業マンたちとは積極的にコミュニケーションをとって彼らの要望を理解し、真に役立つ提言を行っていく必要があります。

必要な知識・スキル

営業企画は主にデスク仕事が中心になりますが、同時に、営業の実態を深く理解しておくことが大切です。したがって、過去に営業の経験があればより一層好ましいでしょう。
営業経験がない場合は、営業スタッフとコミュニケーションを取り、相手が何を問題だと思っているのかを感じ取れる共感力が欠かせません。性格の違う仕事を二人三脚でやっている以上、共感し合えないと認識の祖語が生まれ、仕事に支障をきたしてしまうからです。
さらに、営業スタッフから提出された情報を読み、今後の方針を考えていくので、何が問題でどこを変えればよいのかといった分析力も必要です。

仕事の適正

営業スタッフと同じか、あるいはそれ以上のコミュニケーション能力が求められるので、会話のキャッチボールがうまくできることがこの仕事にとって非常に大切です。時には相手の愚痴を聞く包容力と場合によってはきちんと自分の意見を主張する主体性が求められます。
そして、この仕事を続けていくには営業の仕事を心から好きであることが何より重要です。直接営業の仕事はしなくても営業の仕事を軽んじていたのでは、知らない間に上から目線になり、営業スタッフと心から協力して仕事を行うことができないからです。その上で、数字を分析したり、新しいことを立案したりすることにやりがいを感じるのであれば言うことはありません。

年収のめやす

営業企画の仕事は会社の規模にもよりますが、全体の平均年収は600万円程度です。
しかし、これは年齢によってかなりの差があり、20代後半では約400万円、30代前半で600万円、30代後半で700万円程度となっています。

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転職お役立ちガイド編集部

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