2016.11.23転職準備

立つ鳥あとを濁さず!円満に転職するために守るべきこと5つ

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キャリアアップにつながる転職というのは、円満退職するところまで含まれます。お世話になった会社なので友好的に辞めたいけれど、ズルズルと退職日を延ばされて転職先に悪い印象を与えたくない、そんな時どんな切り出し方をしたらよいでしょうか。
今回は、転職時に円満に退職するために守るべきこと5つをご紹介いたします。

最初は必ず直属の上司へ報告

円満退職を目指すのであれば、最初に退職について話すのは、必ず直属の上司にしましょう。親しい先輩や同僚に相談したり、直属の上司を飛び越えてさらに上の上司に報告するのは、ビジネスマンとしてルール違反です。上司の顔を潰してしまいます。
いきなり退職の件を持ち出すのではなく「ご相談があります」と言って時間を作ってもらいましょう。就業中の忙しい時間帯ではなく、休み時間や退社時間後がベターです。

どんなに慰留されても意思を貫く

上司に退職の意向を伝えるときには、どんなに慰留されても転職を果たすという強い意思を持って臨んでください。上司から慰留のために、昇給や残業の比較的少ない担当への変更などを提案される場合もあります。ですが、その条件で会社に残った場合、同僚から「辞めるとごねて待遇を改善してもらった」など良く思われず、結局いづらくなるケースもあります。

転職届けの提出はしかるべきタイミングで

基本的には、退職予定日の最低でも2カ月前、できるなら3カ月前には、退職の意向を上司に伝えておくべきでしょう。引き継ぎや後任者の選定が必要な立場の方は、そこにかかる日数も考慮してください。社内への連絡、社外の取引先へご挨拶するタイミングなど、会社や同僚にかかる迷惑が最小限になるよう心がけてください。

転職先の会社名は絶対教えない

転職先の会社名を聞かれても、絶対に口外してはいけません。同じ業界内であれば同僚や上司の知り合いが勤めていたり、社長同士が懇意にしている場合も往々にしてあります。転職先に在職中の会社が話をつけてしまい、転職が不意になったケースもあります。
退職を告げるということは、部下の監督責任がある上司や仕事の穴埋めをしなくてはならない同僚と利害関係の対立が生まれることを忘れてはいけません。

転職先の入社日は臨機応変に

退職自体は了解されたものの、せめて退職時期はずらしてほしいと打診されることは少なくありません。この場合は、応じられる範囲で臨機応変に対応しましょう。入社予定日より後の日取りを打診された場合も、転職先の企業に日程の変更が可能か一度は連絡をしてみてください。1ヶ月以内であれば、応じてもらえることもあります。きちんと説明をすれば、転職先に悪印象を持たれることはありません。ただし、難色を示された場合は転職先の意向に沿い、在職中の会社には納得してもらうよう誠意を尽くしましょう。

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人手不足の会社の場合などは、なかなか円満退職は難しいかもしれませんが、一度はお世話になった会社なので最後まで誠意をもって対応してください。そして、立つ鳥あとを濁さず、すっきりとした気持ちで、新たな職場でのスタートを切れるようにしましょう。

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立つ鳥あとを濁さず!円満に転職するために守るべきこと5つ」への2件のコメント

  1. テツヤ

    わたしも転職の際に古巣に引き留められました。
    すると、残留しようかなっていう気持にもなるんですね。不思議です。
    新天地で頑張ると決めていたので引きとめもお断りしましたが。

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