2016.05.10職種の紹介

公務員の仕事内容と年収

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公務員とは、国や地方自治体などの機関で事務を行う人のことです。
この職種には特別職と一般職があり、特別職とは国の機関であれば内閣総理大臣や国務大臣、国会議員、裁判官、自衛官などが当てはまり、地方であれば都道府県知事や市区町村長、地方議会議員などが当てはまります。これに対して一般職は、採用選考で選ばれ、事務職員や技術職員、警察官、教員などがこれに当てはまります。
一般的に公務員という場合は、後者の一般職にあたる人がよく言われます。国家の場合は内閣府や各省庁の職員つまり官僚がいて、会計検査院や特定独立行政法人などの職員もいます。地方の場合は、県庁や市役所などの窓口で対応している人たちがこの職種の人であり、公立学校の教職員も警察官も消防官も、地方の職員として働いています。
この職種は、国民または地域の住民のために働かなくてはいけない職種なのです。

必要な知識・スキル

公務員になるためには採用試験を受けて合格する必要があります。採用試験に合格すれば、採用者候補名簿に登録され、定員に欠員があった時に補充の目的で採用されるようになっています。
採用試験は専門試験と教養試験があり、両方実施する場合と教養試験のみ実施する場合があります。試験の難易度は大卒・高卒程度などといった学歴や経歴、学力に応じたものであり、地方では上級・中級・初級と区分されていることが多いです。
専門試験は行政・経済・法律の各分野から出題されます。専門・教養の一次試験に合格すれば、その次には適性検査・論作文試験・面接試験が行われます。

仕事の適正

公務員として働く際には、やっぱり社会人としての常識を持つことが一番大事です。国民や地域住民と接していく仕事を行うわけですから、日ごろのマナーや姿勢は仕事をやっていくうえで重要視されます。
仕事を行う上でコミュニケーションは欠かせないものです。地方の場合は、住民と日頃からかかわっていくことで事務をこなしていくのですから、住民や他の職員と良好な関係を持って仕事をしていかないといけません。
公務員の仕事を行っていくときには、常に世の中の動きを見ていかないといけません。自分が担当する分野に対して興味や関心を持っておかないと、その仕事がうまくできない場合があります。自分が行う仕事の内容をよく理解することも重要です。

年収の目安

地方公務員の場合だと、多いところでは年収700万円になるところもあります。
大企業と同じくらいの年収が得られる自治体も存在するのです。

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