2016.05.03職種の紹介

通信インフラ設計・構築(ソフトウェア&ネットワーク)の仕事内容と年収

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通信インフラ設計・構築(ソフトウェア&ネットワーク)は、ネットワークの送受信が滞りなく行えるように、それに用いられるサーバーやIT機器などを設計、構築、改良、メンテナンスする職業です。
ネットワークというのはただ繋げればよいということではなく、様々なことを想定して開発をしていかなければなりません。そして、そのための設設計思想は多岐に及びます。
たとえば、ネットワークは常にハッキングやウィルス、サーバー攻撃の機危機に晒されているのでそれに対抗するセキュリティ設計を考えなくてはいけません。さらに、トラブルがあった時にネットワークの機能を維持するための冗長化設計、将来的な拡張を想定しての構成設計の概念も組み込む必要があります。
それらの複数の設計思想を形にするのには時間がかかり、あまたの拠点をつなぐ大規模ネットワークプロジェクトでは構築に数か月を要することも珍しくありません。

必要な知識・スキル

通信インフラ設計・構築(ソフトウェア&ネットワーク)は基本的にエンジニアの能力を必要とする仕事です。したがって、プログラミング言語に精通していることは必須です。さらに、TCP/IPなどの通信プロトコルやネット上のセキュリティ技術などのネットワークの基本的な知識は欠かせません。
通信インフラを扱う企業は常に即戦力を求めているので、プログラマやシステムエンジニアとしての経験があれば就職には有利でしょう。また、エンジニア関連の資格は数多くあり、それらを取得していればさらに優位になります。
未経験者でもこの職に就けないわけではありませんが、相当な努力が必要です。

仕事の適正

この仕事はプロジェクト終盤になると長時間の残業が続き、会社で朝を迎えることも珍しくありません。そして、ネットワーク構築後もトラブルが起これば昼夜関係なく現場に走り、その回復に努めることになります。したがって、何よりも必要なのは心身のタフさです。2、3日泊まり込みが続いた程度で弱音を吐くようではこの仕事はやっていけません。
また、通信技術は日進月歩で進化しています。この仕事を続けるには、常に新しいものを取り入れようとする高い学習意欲が欠かせません。それを怠る技術者は、時代から取り残されるくらいの覚悟を持って仕事をする必要があります。

年収の目安

年齢ごとの平均年収は20代で400万円前後、30代で550万円前後、40代で600万円前後です。
しかし、大きなプロジェクトでの実績があれば、年収1000万円以上も十分可能でしょう。

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