2016.05.12職種の紹介

システム設計の仕事内容と年収

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

6bac08fa789714b72d45463a42ef68b0_s

システム設計とは、コンピューターを用いて情報処理などの仕事を行わせる仕組みを開発する職業です。コンピューターシステムが開発の着手から実際に稼動するまでには、多くの過程を経ることになります。その始めの段階であるのが、システムの設計です。ユーザーからの要求を分析し、必要な要件を定義した上で、コンピューターシステムに必要とするインターフェースなどの外部設計や、さらには内部設計で全体を組み立てを行います。
開発工程における上流に位置する事から、この段階の設計のクオリティ次第で、開発されるコンピューターシステムの成果が大きく変わります。開発プロジェクトの中でも特に責任が重い仕事であり、成果が求められる仕事です。重要な設計の役割を任されるのにふさわしい、ベテランの開発スタッフが担当することが多い傾向にあります。

知識・スキル

システム設計の仕事に求める知識やスキルには、第一にコンピューター関連の能力が不可欠です。それも実務経験を重ねたうえで、全体から細部に至るまで把握できるスキルが求められます。実際の開発経験を何らかの形で得ていなければ、設計の仕事をこなすには不十分です。ハードウェアとソフトウェアの両面に対して理解していることが必要です。
また、クライアントから依頼されて開発する業務システムは、クライアントの業務について理解している事も重要な点です。システム開発の要件を定義する上で、まずは業務内容の知識を少なからず持っている必要があります。

仕事の適正

システム設計に向いた適正ある人物像としては、コンピューターのデジタル技術と付き合っていける人が適任です。
さらに加えて、コンピューターシステム開発における熟練者として、落ち着きがあるかという点があります。大きな責任がある重要なシステム開発となると、その仕事から受ける重圧は非常に大きいです。責任の重さに耐えることができるのは、過去の仕事の経験と本人の素質によるところも大きいです。また、全体の大きな設計を行いつつも、細部の問題点を的確に見つけ出すことができるような、きめ細かい配慮がある人が適しています。

年収の目安

システム設計の仕事の年収は、500万円前後からが年収額としてあります。
上流工程を担当する仕事とあって、比較的報酬は高めで安定しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
転職お役立ちガイド編集部

転職お役立ちガイド編集部

多くの方に目的達成できる転職をしていただくために、転職に役立つ情報を発信していきます。
転職お役立ちガイド編集部

最新記事 by 転職お役立ちガイド編集部 (全て見る)

このエントリーにコメントする

必須項目は全て入力してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)