2016.09.22転職準備

自分に合った職場探しを。失敗しない応募企業の選び方

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就職難と言われる世の中ですが、求人サイトを開けば多くの募集企業があります。
あなたは、応募する企業をどのような基準で選んでいますか?
給与や休日だけを見て選ぶと、採用後に後悔する場面が出てくるかもしれません。

今回は、失敗しない応募企業の選び方を紹介します。

安定しているが正解じゃない?

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求人を見る時に、最初に目が行くのは給与などの自分への待遇ですよね。
もちろん待遇面も大切なのですが、もっと大切なのはその会社に将来があるかということ。
企業の魅力を見極めるには、将来性・安定性・収益性・生産性に注目すると良いと言われています。
給与が良くて定時上がりが出来るからと言って、経営がずさんでは会社自体に将来がありません。
経営陣の意識がバラバラだったり、無茶な投資をしている会社こそ、表向きは良い企業を装うこともあります。
会社の規模が大きいから安定している、小さい企業だから管理が雑だろうなどの観念は捨てましょう。
イメージだけで大手の会社に就職して、「入社したら思っていた企業と違った」ということもよくある話です。

土台のある会社を選びがコツ

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一生関わることになるかも知れない企業選びは、確認事項を自分の中で明確にして選ぶ必要があります。
会社選びの際に考慮すべき点をいくつか紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

営業収益

売上総利益から経費を差し引いた利益のことで、企業の経営状態を見極めることができる重要な数字です。
株式を公開している企業ならば、損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書を確認すれば経営状況を知ることができます。
過去3~6期分くらいの推移を確認し、現在に至るまでで数字が伸びていれば安定していると言えます。

売り上げが伸びているか

過去の売上高を見れば、企業が資金調達をしやすい会社なのか、また経営が安定しているのかが分かります。
しかし、過激な投資を行って売り上げを伸ばしている場合もあるので、面接の機会があれば一度質問してみるのも手です。
「事業拡大の資金は、どのように調達されていますか?」と聞いて、しっかりと質問に答えられる企業は経営陣も会社の利益や売り上げに関心があるでしょう。
逆に、嫌な顔をしたり答えられない場合は、投資による借入金や売り上げに関する情報を知らない可能性があります。

新商品、新サービス

企業は、必ず世の中に何かしらのサービスや商品を提供して利益を得ています。
企業の成長性を図るには、企業が今後新商品や新サービスの展開を企画しているかが重要になります。
既に大きくヒットした企画がある場合、それをいかに伸ばすかを考えて新しい取り組みをしているか、今以上にヒットさせる気があるかという事が重要になるでしょう。
歴史のある企業でも、若手のベンチャー企業でも、時代のニーズに意識を持って仕事に取り組んでいく精神は必要不可欠です。
公式サイトの確認を行ったり、面接の際にも新商品や企画を開発しているのか質問してみて下さい。

経営陣の事業姿勢

ホームページや求人では誠意的な会社をアピールしていても、実際は社長や役員職の人たちが業務に全く意識を向けていない会社も多く存在します。
面接の機会があれば、業績を伸ばしている理由・重視している業務内容などを質問してみましょう。
業務内容や会社が意識すべきターゲット層を理解している経営者であれば、しっかりとした理念を説明してくれるはずです。

社員一丸となって企業の成長を目指している会社でないと、入社後にやりがいのある仕事をするのは難しいかもしれません。
自分に合った企業を見つけるためにも、しっかりと企業選びをしましょう。

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自分に合った職場探しを。失敗しない応募企業の選び方」への1件のコメント

  1. りょく

    こればかりは運もあります。
    入ってみないと企業なんてわかりませんし。
    転職エージェントの意見も参考にはなりますが

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