サービスエンジニアの仕事内容と年収
サービスエンジニアとは、顧客の求める場所へと赴き、機器の点検や修理などを行う職業です。機器の点検や修理では、特別な技術を持ったスタッフでなければ対応できないことがあります。しかしそのメンテナンスや修理のために、大きな重量感あるサイズの機材を修理窓口へと運ぶのでは問題があります。そこで、点検修理ができるスタッフが顧客を訪れて、備え付けられている機器に対してメンテナンスのための業務を行います。
ビジネス分野では次第にサービスエンジニアへのニーズが高くなり、出張のエンジニアが活躍できる場が増えています。仕事の対象としては、パソコンやオフィス機器、あるいは医療関連の機器など非常に幅広いです。また顧客は国内ばかりとは限らず、海外のクライアントからの依頼を受けて、海外出張で点検修理の業務を行う機会もあります。
必要な知識・スキル
サービスエンジニアが必要な知識には、メンテナンス対象となる機械の構造や修理の手順などがあります。それらを知識としてだけでなく、実際に点検修理のために使いこなすことができるスキルも求められます。
クライアントからの点検修理が求められる機器は、年々新しい製品が登場しています。そのため、新しい機器に対する点検修理の業務を行う事ができるように、新しい知識やスキルを持っていることが必要です。加えて、海外へ出張してサービスエンジニアとして業務を行う場合には、海外のクライアントとの打ち合わせなどのために英語の知識が求められます。
仕事の適正
サービスエンジニアに求められる適性には、フットワークの軽さがあります。クライアントからの依頼を受けてすぐに駆けつけられるような、俊敏な行動力が必要です。クライアントは業務のための機器を利用していることが多く、故障により業務に支障をきたします。その不便に対して即応することができる対応力を持っているかどうかで、仕事の出来が変わります。
さらに、顧客のところへ出張して機器の点検整備を行うため、頼りになるのはサービスエンジニア自身が持つ判断力と技術力です。自らで問題解決に立ち向かうことができる意欲も必要です。
年収の目安
サービスエンジニアが受け取ることができる年収には、年収では300万円から600万円ほどが水準としてあります。
勤務している職場や業務内容、忙しさは多岐に渡るため、エンジニアそれぞれに年収には大きな違いが生じます。
転職お役立ちガイド編集部
最新記事 by 転職お役立ちガイド編集部 (全て見る)
- 定年後の仕事と働き方について - 2017年5月12日
- 中高年の転職、失敗の原因と対策 - 2017年4月14日
- 面接の受付でのマナーどんなことに注意するべき? - 2017年3月21日