2016.10.13予備知識

転職の目的、途中で見失っていませんか?

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「もっと環境の良い職場で働きたい」「もっとやりがいのある仕事がしたい」「お給料をもう少し上げたい」
転職をする時には必ずそういった大きな目的があるものです。
しかし転職先を探している内にこの目的がブレてしまい、なかなか転職が決まらないことがあります。
転職を成功させるには一番大切な目的をブレさせないことが大事、今回はその重要性についてお話して参ります。

転職に欲を出すとうまくいかない

転職先を探し始めると色々な会社を目にするようになり「こんな良い会社があったのか」と目からウロコが落ちることもあるかと思います。
しかしそこで欲を出してしまうと転職の一番の目的が薄れていき、どんどん違う方向に流れてしまいます。
そしてそれが続くとその内「良いポジション」「良い給料」「良い環境」といったものの全てが手に入る仕事にしか目が行かなくなってしまうのです。
しかしそのような条件のいい会社に採用されるのは非常に困難であるため、高い確率で不採用になってしまうことでしょう。
そして同じことを繰り返している内に長い期間が掛かってしまい、なかなか転職先が決まらないという事態に陥ってしまうのです。

今の会社の一番の不満だけに注目する

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あなたが転職先をしようと思ったのは、今の会社に多くの不安があったからだと思います。
しかしすべての不満を解消できる会社というのはあるでしょうか?
どんな会社に入ったとしてもその内会社に不満は持ってしまうものです。
そこでまずは頭の中を整理すべく、今の会社の不満を紙に書き出してみましょう。

・給料が安い
・会社の将来性がない
・仕事の環境が良くない
・勤務地が遠い
・能力評価制度に不満がある

このくらいの数の不満が書き出せたところで、この中で一番の不満は何なのかを考えるようにします。
するとその一番の不満が、当初転職したいと思ったきっかけとなった理由と一致しませんか?
転職する理由を見失いかけた時は転職する一番の目的をもう一度自分で再確認し、その目的を見失わないことが大切です。

自分は転職先に何をアピールできるか?

転職の一番の目的を再確認できたら、次は自分が転職先に何をアピール出来るかを考えましょう。

・これまでに携わってきた仕事、成功させたプロジェクトや商談の内容と規模
・今までのポジション、どのくらいの人を率いてきたか
・仕事をする中で一番大切にしてきたこと
・保有資格(語学力、PCスキル、等)
・仕事を通じて身につけた専門知識や技術
・趣味などを通じて身につけた知識

中途採用の場合、企業は経験のない人材を一から育てるよりもキャリアがある知識と経験豊富な人材を採用し、現場で即戦力にしたいと考えています。
そのため企業が望むような人材が応募してきた場合は何とかして採用したいと考え、多少の要求なら飲んでくれることもあります。
もし自分にそのような強みがあった場合は、その点をしっかりアピールしつつ自分の希望もしっかりと伝えるようにしましょう。

大切なのは転職の目的を見失わないこと

転職を考えると、どうしてもこれまでの自分から脱却したいと強く思うために、どんどん欲が出てしまいます。
しかし転職はそれほど楽なものではありません。
そのことを肝に命じて、一番の目的をしっかりと胸に刻むようにしましょう。
この一番の目的を果たせる仕事が見つかれば、きっとあなたは今までと違うあなたに生まれ変わることができるでしょう。

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転職お役立ちガイド編集部

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