2016.10.12転職準備

円満退職するために押さえておきたいポイント(退職宣言編)

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前回は、退職を切り出すまでに押さえておきたいポイントをお伝えしました。
退職することを切り出してからにも、まだまだやらなければいけないことがあります。

今回は、退職を切り出してから退職するまでのポイントをお伝えします。

「退職願」の提出

転職を成功させるためには、きちんとした退職をする必要があります。

自己の都合により退職の申し出をする場合は、退職願のような文書だけでなく、口頭のみで退職することを伝えてもいいと法律で認められています。
ですが基本的には、退職願を提出することがマナーとして定着しています。
一般的には「退職願」と書いて提出しますが、会社によっては書式に規定があるので、その場合は規定に従って提出しましょう。

理由に関しては言い回しを書く必要はなく「一身上の都合」と書くだけで十分です。

後任者がスムーズに仕事ができるように、環境を整える

退職するにあたって、次に仕事を任せる人に「引き継ぎ」をしなくてはいけません。
ですが、思うように進まないこともあると思います。スムーズに進めるために早めの準備をすることが大切です。

引き継ぎでは、仕事内容や進め方をできるだけ詳しく伝えることが重要です。
引き継ぎをする項目を文章に起こしたり、データ化して分かりやすくまとめましょう。
また、決まっていれば直属の上司と後任者に話をして進めるのもいいでしょう。

お世話になった方への挨拶

お世話になった方々へのお礼は、社内問わず社外の方にもしましょう。営業職の方はもちろんのこと、来客や電話対応をしていた方も挨拶は欠かせません。

挨拶はメールでもいいですが、手書きで送ればより良い印象を与えることができます。
本当にお世話になった方に対しては、実際にお会いするのも良いと思います。

退職する日とお礼を伝えることができれば、それだけで十分です。今後のことは報告することが必要だと思えば、するべきでしょう。

必要な手続きを終え、退職

やらなければいけないことを終えたら、会社から受け取ったもの(社員証、制服、鍵など)を返却して、あとは退職日を待つだけになります。

退職日がくるまで居心地が悪い場合があるかもしれませんが、気を緩めてはいけません。
「やめる会社だから」とモチベーションが下がってしまい、残っている仕事に身が入りなくなったら、そんなネガティブな姿勢が周囲に伝わってしまいます。もしもまた戻ってくることになったら?と考えてみてください。気の緩みが弊害になってしまうかもしれません。

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以上、退職を切り出してから退職するまでに押さえておきたいポイントについてお伝えしました。スムーズに退職できるように、2回に分けてお伝えしたポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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