2016.10.10転職準備

円満退職するために押さえておきたいポイント(事前準備編)

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スムーズに転職するためには、今の会社を円満に退職することが重要です。
円満退職できなかったために、後にトラブルを招いてしまうケースも少なくありません。
これまでお世話になった職場です。不満もあって転職するという場合でも、できる限り円満に退職するようにしましょう。

今回は、円満退職のための事前準備のポイントをお伝えします。

交渉を始める前に退職の意志を固めておく

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転職のための退職にも、転職先が決まってから退職交渉をする場合と退職してから本格的に転職活動を始める場合があると思います。

前者の場合は、当然、退職の意志は固まっているでしょう。
問題は後者の場合です。退職交渉を始めると、引き留められることも少なくありません。給与や仕事内容などについて、好条件が提示されることもあります。

交渉を始める前に、転職するという意思がしっかり固まっていないと気持ちがぐらついてしまうこともあるかもしれません。
でも、そこで転職を思いとどまっても、その後の仕事が有利に運ぶことは少ないものです。一度、「退職したい」と伝えたという事実は消えません。周囲の人との関係にも少なからず影響が出てしまうでしょう。

退職交渉を始める前に、自分の意志をしっかりと固めておくことが大切です。

家族など親しい人に納得してもらっておく

両親をはじめ、妻や夫あるいは恋人など、親しい人たちにも、退職するつもりであることを伝えておきたいところです。

「退職交渉を始めたものの、家族の猛反対に遭ってしまった!」などというトラブルは避けたいものです。

転職先が決まっていない場合は言いだしづらいかもしれませんが、早い段階でよく話し合って納得してもらいましょう。

最初に伝えるのは「直属の上司」

退職の意思を最初に伝えるのは、自分の所属する部署の直属の責任者。すなわち、直属の「課長」です。この順序については絶対に守るのが大切です。

退職しようと考えた時、親しい同僚や先輩などに相談したくなるかもしれません。
また、退職すると自分の心を決めたら、職場の親しい人に気持ちを伝えておきたいと考える人もいるかもしれませんね。

だけど、そうした話はすぐに伝わってしまいやすいものです。
上司に話を切り出す前に耳に入ってしまうと気分を害されるかもしれないし、交渉が不利になってしまうことも考えられます。

上司に退職の意向を伝え、承諾を得るまでは社内の誰にも退職することを話さないようにしましょう。

以上、退職を切り出すまでに押さえておきたいポイントについてお伝えしました。
次回は退職を切り出してから退職するまでのポイントをご紹介します。

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