2016.09.22予備知識

ボーナス前後の転職、損をしないためのポイントとは?

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転職するにあたって「ボーナスが出てから退職しよう」と考える人は少なくないでしょう。
しっかりとタイミングをうかがい、損のないようにしたいものですよね。
ボーナス前後に転職する場合に注意しておきたいことなどをご紹介します。
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ボーナスの社内規定をよく確認する

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まずは社内のボーナス支給規定を確認しましょう。
賞与の算定期間や、支給日在籍条項の有無もしっかりとチェック。

支給日在籍条項とは、「支給日に在籍している者にのみ賞与を支給する」という規定のこと。
つまり、算定期間に在籍していても、支給日を前に退職するとボーナスが出ないということもありうるのです。
ただし、退職前に有給休暇を取得した場合は、まだ会社に在籍している扱いになるので、賞与を受け取ることが可能です。

退職願を出すベストなタイミングは?

ボーナスの算定というのは、会社の経営状態だけでなく社員ごとの査定にも左右されるものです。ボーナスの支給前に退職の意思表示をした場合、ボーナス支給額が少なくなることも。そして、退職の意思表示をしたことによって減額された場合でも、不服を訴えることはなかなか難しいものです。

ボーナスの支給額に関するルールが厳密に決まっていない場合は、この点に注意が必要です。できるだけボーナスの額面を増やしたいなら、ボーナス支給後に退職を申し出るのが確実でしょう。

責任をもって引き継ぎをしよう

とはいえ、「ボーナスが支給されたら用済み」という態度は考えものです。
将来を見据えた円満な退職をすることは、社会人としてとても大切。
周囲に迷惑がかからないよう、退職はできれば1ヵ月ぐらい前に申し出るのが良いでしょう。
支給されたらすぐ辞めるというのではなく、退職日をきちんと相談し、引き継ぎを確実に行ないましょう。
「ボーナスのもらい逃げ」という悪印象を残さないようにしたいものです。

ボーナスと転職のタイミングが合わない時は?

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転職先が決まってから退職をするという場合には、タイミングに気を付けたいもの。
中途採用の場合は即戦力を求めていることが多いものです。
転職先への入社時期が現職のボーナス支給日より前になってしまうこともあるかもしれません。

タイミングが合わないことは悩ましいですが、ボーナスに固執して転職のタイミングを見誤っては本末転倒です。場合によっては現職のボーナスをあきらめ、転職先に貢献して転職先でのボーナス査定に上手くつなげるという考え方に切り替えるのも大切です。

いずれにしても、「ボーナスさえもらえればいい」という無責任な態度にならないよう気を付けたいもの。上手にタイミングをはかり、スマートに転職したいですね。

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