2016.05.11職種の紹介

講師(塾・家庭教師)の仕事内容と年収

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講師(塾・家庭教師)とは、普段の学校の成績を向上させたい子供や、受験に合格したい人、不登校で学校へ行けない子供の学習をサポートする職業です。国語・数学・英語などの5教科を教えるのが一般的ですが、美術を教える画塾など、専門分野に特化にした講師の職もあります。
塾講師の場合、多人数の生徒を一つの教室で教えますが、家庭教師は主に一対一で、生徒の家庭に訪問して授業をします。講師には、受験の記憶がまだ新しい大学生が多い半面、長年講師業に携わり多くの合格者を出したプロフェッショナルの講師もいます。多くの塾では一教科ごとに、そのようなプロの講師と2・3人の大学生講師が一つのチームとなり、カリキュラムや指導方法を考えています。
普段学校で授業のある日は、勤務時間は放課後から夜8時くらいまでですが、子供達が夏休み・冬休みの時期になると、塾では集中講座が始まるので講師はほぼ一日中出勤することになります。

必要な知識・スキル

求められる講師(塾・家庭教師)の条件として、必ず一つ以上の専門分野を持つことが挙げられます。大手の塾では、教える教科の専門がハッキリと分かれており、得意な科目の講師として働けばそれで十分なのですが、小さな塾や家庭教師では、一人で複数の科目を担当することになります。多くの子供は、数学と英語が苦手な傾向があるので、少なくともその二つを両方教えられる知識が求められます。
また、講師になるためにとりわけ資格や職業訓練を必要としませんが、生徒の性格や苦手な分野を見抜いて、丁寧に指導できる能力が求められます。

仕事の適正

子供と接する職業なので、講師(塾・家庭教師)にはまず、生徒と保護者に対するコミュニケーション能力が必要となってきます。
家庭教師を雇う家庭の子は、大抵勉強が苦手で塾にもついていけません。家庭教師を雇ったからといって成績がすぐに上がることなどまれなので、忍耐強く教えられる人が適しています。成績が向上しなくても生徒を責めるのではなく、自分の教え方を変えようと努力することも大切になってきます。
その他、自分の専門分野を勉強し続けることと、生徒によって柔軟に教え方を使い分ける方法を研究し続けることが必要不可欠です。

年収の目安

大学生講師(塾・家庭教師)は、通常のアルバイトの時給よりも2倍以上の年収が期待できます。
プロの講師は、雇われている塾の規模や合格実績によってピンキリですが、目安はスタート時年収350万円で、実力次第ではその2倍を稼ぐこともできます。

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転職お役立ちガイド編集部

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